海苔は毎年11月〜4月にかけて収穫されます。
なかでも、11月と12月には、色が黒く、やわらかく、『栄養分の豊富な美味しい海苔』が多く収穫され、贈答用にもおすすめです。
海苔は、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり。
磯の風味を豊かに含んだ栄養満点の海苔でしたら、ご飯が何杯でも食べれてしまいますね。
海苔の栄養分〔海苔1枚で牛乳1/5本分のタンパク質〕
市販されている板海苔1枚の重さは約3g。1回に食べる量はお米などの穀類や⾁類と比べてわずかですが、海苔1枚には牛乳1/5本、玉子1/5分のタンパク質を含んでいます。 海苔は、ミネラル・ビタミンなどの微量栄養素を豊富に含んでいます。
しかも、食品のタンパク質で大切なアミノ酸組成や炭水化物の食物繊維など、過食や偏食におちいりがちな飽食の時代に必要とされる栄養分もたくさん含んでいます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜、特に目の健康に不可欠なビタミンと⾔われています。また、抗酸化作用もあるので美容にも効果が期待されています。
ビタミンB1は糖質の代謝に関わる補酵素、ビタミンB2は脂質の代謝に関わる補酵素として働きます。ご飯に合わせる事でエネルギーに変えてくれます。
⼀般的にビタミンCは熱に弱く、栄養素が破壊されると⾔われますが、海苔に含まるビタミンCは熱に強く、栄養素が壊れないのが特徴なのです。
海苔の1/3は食物繊維です。食物繊維は発ガン性物質を体外に排出する働きがあり、大腸ガンの予防効果が期待されると話題になっています。
カルシウムは、子供の歯や骨を丈夫します。それだけでなく血液や神経にも必要で、ストレス解消の手助けもするといわれています。
今注目されている栄養素の1つで、がん予防に効果的と注目されているβ-カロチンやコレステロール値を下げる働きがあると言われています。
海苔には、パリッと噛み切りやすい海苔と、しっかりとした海苔があります。
そのまま食べたり、食べる直前おにぎりにまいたりするときには、噛み切りやすい海苔にするとパリッとした食感と海苔の⾹りを楽しむことができます。
しかし、このタイプの海苔をあらかじめおにぎりにまいて時間がたってから食べたり、海苔弁当にするとご飯の水分を吸収して海苔が崩れてしまいます。
寿司⽤などの海苔はしっかりしているので、時間がたっても崩れず、弁当箱の蓋やラップなどにべたべたとつくことがありません。
食べ方に合わせた海苔を選んで美味しく頂いて下さい。